自宅や実家に車を停められるスペースはあるけど、いつも停めていない。
そのスペース、シェア駐車場サービスの「特P」で収入を得られます。
駅から離れた住宅地や郊外でも意外と駐車場の需要は高いです。
そのスペースを「特P」でカンタンにシェアできる資産として活用できている人が多いです。

カンタンっていうけど、トラブルとかもあるんじゃない?
シェアした駐車場内の物損保険があったり、24時間365日のサポートもついているのが特P。
そんなデメリットやメリットを解説していきます。
「特P」で収益化とは?


「特P」は、自宅の駐車場や空きスペースを登録して貸し出している場所を事前に予約してシェアするサービスです。
貸したいときだけ貸せる「特P」

駐車場を借りたい人は事前に、借りたい場所を特PWebサイトで探して予約し、クレジットカード決済で支払って利用します。
駐車場を貸し出している人はその設定料金の70%を収益として得ることができ、残りの30%を手数料として支払います。
手数料でいえば、例えば同じシェア駐車場サービスの「あきっぱ(akippa)」は「50%」の手数料が発生するので、「特P」の手数料30%はそれに比べれば安い手数料設定です。
2022年8月の売り上げデータ(特P公式データ)
特Pを運営する株式会社アース・カーよりオーナーの売り上げデータの一部を公開いただいたのでご参考までに紹介させていただきます。
東京都文京区 (自宅駐車場:1車室) 104,000円
東京都港区 (アパート駐車場:1車室) 96,500円
東京都渋谷区 (自宅駐車場:1車室) 77,900円
東京都墨田区 (空き駐車場:1車室) 65,600円
東京都新宿区 (自宅駐車場:1車室) 44,000円
神奈川県鎌倉市 (マンション駐車場:3車室)199,000円
神奈川県横浜市 (一般駐車場:4車室) 165,800円
千葉県千葉市 (未舗装の空き地:1車室) 40,800円
京都府京都市 (店舗駐車場:2車室) 91,200円
岡山県岡山市 (空き駐車場:8車室) 52,400円
兵庫県西宮市 (自宅駐車場:1車室) 68,000円
三重県伊勢市 (自宅駐車場:3車室) 26,850円
愛知県名古屋市 (自宅駐車場:1車室) 30,100円
大阪府大阪市 (自宅駐車場:1車室) 47,500円


「特P」のメリット


特Pで駐車場シェアするメリットとして5つ選んで紹介していきます。
メリット①【初期投資や維持費がかからない】
シェア駐車場の一番のメリットは、その始めやすさにあります。
今のその駐車スペースをそのまま「特P」に登録して使うことができます。
砂利の駐車場でも問題ありません。
- 駐車スペースの線を引く必要がない
- 整地する必要がない
- ロック板もいらない
- 維持費もいらない
- 今あるそのままの状態で良い


メリット②【面倒な手続きが不要】
始めやすさという点でこれもかなりのメリットですが、「特P」は始めるにあたって自治体への届け出や税関係の申請も不要です。
難しい手続きは無く、大きく3ステップで始められることができるのでとても手軽です。
- 本人確認情報、駐車場の場所、サイズ、写真を登録&審査
- 審査完了&掲載
- 借りたいユーザから予約が入る
メリット③【空きスペースで収入が得られる】


自分が自由に使える空きスペースがあれば、それを収入に変えられるサービスが「特P」です。
そのまま空きスペースを使わないと何も変わりませんが、「特P」に登録して誰かにシェアすればお金を生む資産になります。
使わない場所を誰かに貸して収入が得られるのであれば、利用者は車を停められ、自分はその分を家計に回すこともできてWin-Winです!
メリット④【面倒なトラブルサポートや保険が充実】


駐車場を運用する中で問題となるのが、駐車場内などのトラブルです。
- 違法駐車
- 駐車場内物損
- 不法投棄
など、問題となるケースがありますが、「特P」ではそのようなトラブルに対する24時間対応のサポート窓口があります。
基本的には当事者間での解決が求められるようですが、解決が不能な場合の受け皿としてこのようなサポートが存在するだけでもうれしいサービスです。
そして業界初の「駐車場シェア専用保険」があり、駐車場内の物損の補償があるのでかなりの安心に繋がります!
例えば駐車場にあった植木が破損してしまった、という場合でも対応することができます。
メリット⑤【手数料30%の安さ】
「特P」を使うメリットは、なんといってもその手数料の安さです。
同じく駐車場シェアの「あきっぱ(akippa)」は手数料が50%となっています。その分集客力が高いのが売りですが、手数料だけ見れば「特P」がおトクですね。
「特P」のデメリット
デメリットとして挙げられるのは2つ。
- あきっぱよりユーザ数が少なめ
- 地方だと集客力が弱い
デメリット①【あきっぱよりユーザ数が少なめ】
やはり「あきっぱ」と比較してしまうとユーザ数が少ないことは間違いありません。
実際、ディズニーリゾート周辺の「あきっぱ」と「特P」のシェア駐車場マップを見てみると、その差は明らかです。


「あきっぱ」は十数件ほどありますが、「特P」は4件しかないようです。


デメリット②【地方だと集客力が少なめ】
デメリット①とつながってくるところですが、ユーザ数が少ないことで集客力が弱いです。
都市部ではある程度は駐車場シェアがされている件数も多いです。
しかしながら地方ではまだ広まっていないので、どうしても地方でシェアしても稼ぎとしては弱く、都市部の方が稼げるということになります。




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